「砂消しゴム」を使いこなしたい!一目置かれる活用術も

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みなさん、人とはちょっと違ったモノを使いこなせていたらかっこいいと思いませんか?

「使いこなしたい」は、珍しいものや、今ではもうあまり使われていないものを使いこなせるようになって周りに一目置かれようという企画です!

本日は、こちらの「砂消しゴム」を使いこなしてみました!

砂消しゴムとは

砂消しゴムは、鉛筆だけでなく、ボールペンやインクの文字も消すことができる消しゴムです。

一般的な消しゴムは、天然ゴムやポリ塩ビニルなどで作られています。強い力で消しゴムに鉛筆の粉を付けることで、文字を消せる仕組みになっています。

一方砂消しゴムは「珪砂(けいしゃ)」という研磨剤が混ぜられていて、こすることで、紙をインクごと薄く削り取っていく仕組みです。ボールペンで文字を書いた際、誤字をしたとき修正液を使いたくない方は砂消しゴムがおすすめです。

砂消しゴムは使いこなすのが難しい?

どうやら、前評判では砂消しゴムは近いこなすのが難しいといわれているようです。その理由として「うまく文字を消せない」「消す過程で紙が破けてしまう」などが挙げられています。

テストで焦っているときに砂消しゴムを使った場合、思うように消せないうえに紙まで破いてしまったら泣きっ面に蜂ですね・・・。

砂消しゴムを使いこなしてみよう!

どうやら砂消しゴムを使いこなして一目置かれるためには、「コツ」を知る必要がありそうです。しかし、案ずるより産むが易し、かもしれません。実際に使ってみて難易度を確かめてみましょう!

今回使用した砂消しゴムは、LIONのNo.510 「消ゴム 半砂」。左半分が砂消しゴムになっているタイプのものですね。

ちなみに、今回砂消しゴムを入手するためにいくつかのスーパー、100円均一、文房具店をはしごしたのですが、やっと見つけたのがこちらの「半砂」でした。

砂消しゴム、近頃は出回っている量が少ないようです。そんなところもレア感があり、ぜひとも使いこなしたいですね!

まずは鉛筆で書いた文字を消してみた

まずは、一番難易度が低いとされる「鉛筆で書いた文字」を消してみます!

「あ」の文字を消してみたいと思います。普通の消しゴムと同じ要領で、文字をこすっていきます。

お?

これはなかなか・・・

あっけなく消すことができました!!

使用感は、多少ザリザリするものの、ほとんど普通の消しゴムと変わりません。ストレなく文字を消すことができました!

結論:鉛筆の文字を消す場合は、簡単に砂消しゴムを使いこなすことができた!

ボールペンで書いた文字を消してみた

それでは、上級編!ボールペンで書いた文字を消してみましょう。普通の消しゴムではまず、消すことができません。果たして砂消しゴムで簡単に消すことができるのでしょうか?

いざ!「あ」を消していく!

(普通の消しゴムと同じ要領でゴシゴシとこすっていきます)

お・・・?

簡単に消せ・・・え?

待って・・・?

やっぱり・・・

破けている!!!!

途中まであまりにも快調だったので勢いよくこすりすぎてしまったようです。気が付いたときは時すでに遅し・・・無惨にも紙がすり切れていました。

結論:調子に乗ると破ける

敗因を分析してみよう

ボールペンの字を消す際は、絶望的なまでに紙が破けてしまいました。これでは、使いこなせている状態には程遠いですね・・・。

まずは、敗因を分析してみましょう。

鉛筆で書いた文字を消したときはうまくいったので、同じ要領で、普通の消しゴムのようにこすっていました。しかし、砂消しゴムの仕組みを思い出してみましょう。

こすることで、紙をインクごと薄く削り取っていく仕組み

そうです。砂消しゴムは、紙をインクごと削り取っていくことで文字を消すことができるのです。つまり、常に「紙」への犠牲は払われ続けているということ・・・!

一見うまく消せているように見えても、少しずつ紙が削られていき、気づいたときには取り返しのつかない状況になっているということですね。

ボールペンの文字は鉛筆の文字よりも消しづらいので、よりこする回数が増え、紙が破けるリスクが高まっていったのでしょう。

つまり、普通の消しゴムと同じように消していて永遠に使いこなせる日は来ないということです。砂消しゴムならではのアプローチで攻めていかなくてはいけないのですね。

ボールペンで書いた文字を消してみた【リベンジ】

というわけでリベンジです。

前回の結果を反省し、砂消しゴムの特性を考えたアプローチをしていきましょう。

紙へのダメージを考慮し、とにかく優しく!軽く!こすっていきます。

こするときは、文字に直接アプローチをかけるのではなく、文字の周りを円を描くようにくるくると回転させていきます。

非常に慎重で、繊細な作業です。しかし、砂消しゴムユーザーとなるには必須な技術・・・!気を抜かずにいきます。

さて、もうかれこれ5分はこすっています。どうでしょうか・・・?

ぜんぜん消えてない!!

信じられないほどくっきりとした「あ」がそこに鎮座しています。まだこすりが足りないようです。気を取り直して作業を再開しましょう。

焦る気持ちとはうらはらに、こする力は緩めないといけません。とにかく、優しく、軽く、くるくるとこすっていきます。

さて、もう10分はこうしています。そろそろ消せたのではないでしょうか・・・?

ああっ・・・なんか惜しい!ところどころ、消えかけています!

しかしこの時点ですでに15分以上経過しています。どうやら砂消しゴムを使いこなすには忍耐力が必要なようですね。

20分経過。

30分経過・・・

40分経過・・・・・・ここにきてやっと、終わりの兆しが!

50分経過、ラストスパートです!

焦るときこそ力を弱めて慎重に・・・」これが実地で学んだ砂消しゴムのコツ!

消せました!!ついにやりました!!コンプリートです!!

結論:1時間かかる

砂消しゴムを使ってみて

さて、砂消しゴムで紙を破らずボールペンの文字を消すには、1時間近くかかることが実証されました。(※個人差はあります)

ただ、力を抜いてこするやり方をマスターすれば、半分くらいの時間に抑えられると感じました。それでも30分近くはかかると予想されるので、砂消しゴムを使いこなしたい方はまず忍耐力を鍛える必要がありそうです。

ペンケースに修正液が入っていたら誘惑に負けて使ってしまうこと間違いないので、砂消しゴムを使いこなすと決めたからにはそういったアイテムは持たないようにしましょう。

ちなみに、ある程度文字が消えたら、カッターや定規で削り取ることで時間短尺になるようです。ただし、一歩間違えると紙を破いてしまい、これまでの苦労が水の泡になってしまうので注意が必要です。

賢い!砂消しゴムの活用術とは?

砂消しゴムでボールペンの文字を消すには、初心者の場合1時間以上かかってしまうことが分かりました。

しかし、砂消しゴムを使って光の速さで消せるものがあります。

それがこちら!!

そう。ガスコンロの汚れです。

研磨砂の効果により、頑固な焦げあとも、砂消しゴムで擦るだけでつるんと綺麗になるんです。

というわけで、うちのIHコンロでも試してみました。

さあ、こびりついた汚れにアプローチしていきます!

おお!スッキリ綺麗に汚れが落ちました!これはテンション上がります!

こんな陰湿な汚れも・・・

一こすりで抹消です!!

どうしようもなく怠惰だったIHコンロが・・・

ピカピカになりました!!

※砂消しゴムのほかにキッチン用ウェットシートも使用しています

テレフォンショッピングを見なくても、砂消しゴムを使えば主婦のお悩みもイチコロ!ボールペン文字では苦戦していた砂消しゴムの取り扱いですが、汚れを落とすのであれば朝飯前といった具合です。

「消しゴムの効果を期待して砂消しゴムを買ったけど、どうにも使いこなせない・・・」という方は、ぜひ便利なお掃除用品として活用してみてください。

まとめ

「砂消しゴムを使いこなしてみた」いかがだったでしょうか?

結果、ボールペンの文字を消すには1時間かかってしまったので、胸を張って「使いこなせた」とはいえませんが、ある程度消し方のコツは掴めました。

ボールペンで文字を書いた際、修正液や修正テープを使うと明らかな修正跡が見えるので、多少不恰好になってしまうこともあります。時間はかかるものの、砂消しゴムを使えばボールペンの文字をしっかり消すことができるので、とても有益な文房具といえるのは間違いないでしょう。

お掃除用品として使えるほか、水彩画を描く際、絵をぼやかす効果に活用することもできます。

これを機に、ぜひあなたも砂消しゴムを使いこなしてみてはいかがでしょうか!

この記事を書いた人

TANAKA

TANAKA